2012年2月7日火曜日

のみくい亭 のりちゃん〜横丁飲み食い道⑰

先週、八戸でも膝下くらいまで雪が積もり雪かきに追われた。

ハーモニカ横町の狭い路地も真っ白なジュータンが敷かれ、灯り始めたネオンがいっそう鮮やかだった。



雪の横丁は歩くだけでも、雰囲気があっていい。

さて、かなり古くからあるハーモニカ横町はいまや小料理屋からエスニックのお店まである老若男女が集まる横丁。

個性的なお店が軒を連ねるが、県外の飲食店関係者さんも御用達のお店が

『のみくい亭 のりちゃん



ハーモニカ横町の一番奥、長横町側の提灯側にある。
藍色の暖簾をくぐると、L 字型のカウンターと大きな花瓶が目に入る。
整然と並べられたお酒の瓶すら、インテリアのようで上品さが漂う。

迎えてくれるのは、



癒し系美人ママ、ノリ子さん。
(今回、フリーペーパーへの掲載もあって『如空』を持ってパチリ!)

笑い上戸でとってもチャーミングなママさんだ。

カウンターの小さな黒板にはその日のおすすめメニューが書かれてあり、入口近くの壁には、
のりちゃん定番の8品が貼ってある。
一番人気は牛タンの塩焼きと手羽先焼きだそうだが、
注目は【鯨刺し】。
小さい頃は、鯨の脂とか赤身とか、食べた記憶があるが今ではほとんど見かけない気が・・・。

「鯨ってこの辺じゃ、昔からあると思うんだけど地元の人にも珍しいって言われる。鯨刺しはいつも用意してあってね」

う〜ん、食べたいッ!

「あと、五戸産の馬肉で桜鍋を出す時もあるよ」

ほかにもすき焼き鍋や、湯豆腐などが日替わりである。
いまの時期は地酒と一緒に、がいいよねぇ〜。


そうそう、ふと視線を向けた窓際で、見つけちゃいました!


懐かしの日本酒ラベル。
お隣五戸町の地酒『菊駒』の旧ラベル。私は、こっちの方が馴染み深いんだなぁ。
そのお隣は、2007年度に復活を遂げた新潟県にあるお福酒造の『純米吟醸山古志』の旧ラベル。

「話の種に取ってあるの」と茶目っ気たっぷりのノリ子ママ。

ふんわりした雰囲気がなんとも居心地がいい。

のりちゃんには、地元の30代〜50代の常連さんが通うが、県外の飲食店関係の方も八戸を訪れると立ち寄る常連さんが多いそうだ。

「紫の看板は(旨い店で)間違いない!と思って入ったら正解!! 間違いない!」と同業者に言わしめるノリ子ママ。

料理が美味しいのもあるが、やっぱり、ゆったりとした落ち着く雰囲気がなんとも、いいんだなぁ。

女性も気軽に入れるハーモニカ横町の隠れ家的小料理屋。
行って間違いなし!




noricyan_kanban
のみくい亭『のりちゃん』
八戸市岩泉町11 ハーモニカ横町一番奥
長横町駐車場またはポストコアビルからも通りに抜け出来ますよ。


営業時間 18:00〜0:00(概ね) 冬は19:00過ぎにいくのがベスト
定休日  お盆・お正月。臨時休業有り

TEL  0178-47-6153
予 算  2,000円〜3,000円

カラオケもあるので、地酒で喉の調子を調えたら臆せず歌いましょう。
ノリ子ママの美声も聴けるかも。

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