2011年9月6日火曜日

横丁シアター出現

先週末は中心街や横丁がイベント満載で賑やかでしたねぇ。

木曜と金曜の夜は【三日町感謝の夕べ】でビアガーデンが開催されていたし、金曜と土曜の夜は【酔っ払いに愛を〜横丁オンリーユーシアター】、土曜の夜は【DeIMAX】の大型ラリー合コン。

こんなかで、まずは【横丁オンリーユーシアター】を観覧。

酔っ払いチラシ
酔っ払いに愛を〜横丁オンリーユーシアター〜は八戸の中心街に点在する8つの横丁や中心飲食店街にある小さな小さな空き店舗をシアター(劇場)にして、ダンスや芝居、落語の公演が行われる2日間。




チケットを入手しようとはっちへ向かったら、なにやら歌声とレトロ調な響き。
今では、ほとんど見かけなくなりましたが、『チンドン屋さん』です。
珍しさと懐かしさに外から立ち止まって見ている方々もいらっしゃいました。


チンドン屋さんは、このあと、横丁を巡って、長横町れんさ街の“プリンス”さんで一人芝居などもしたようです。
街中に、チンドン屋さんの音色が響くと、情緒もあるけど、何があるの?って期待感も膨らんで来る気がするのは私だけ?


チンドン屋さんの音色に釘付けで、ぎりぎりでチケットを入手し向かったのは、長横町ムーンプラザにある元お寿司屋さんの“北万”さん。本日はシアター4として開場です。
北万入口

お店の中には、こんな感じ↓

   
小上がりは座布団席にフロアはイス席になっていました。
フロア正面の壁にはでかでかと手書きの地図。

はたして、このシアターで演じられるのは・・・



十日市さん イサバのカッチャでお馴染みの十日市秀悦さんの弾丸トークです。
長横町生まれの十日市さんから出てくる懐かしい街中の風景−桃川のアーチとか、一方通行じゃなかったとか、映画館の話とか・・・聞きながらフラッシュバック。
笑いと頷きの連続。客席を見渡せば、一様にみな同じ。
昨年同様、2日間、計8回の公演がすべて違うネタっていうのは驚き!
10月には、はっちで一人芝居を上演する予定だそうなので、そっちも楽しみ〜。




さて、続いて行ったのは、今でもディープな横丁5番街の“元ボンソワール”。
小さな階段を昇ると、褐色のカウンターテーブル。
そこに・・・牛!?


音楽とともに、動きだし・・・
呆気にとられた。









斉藤栄治さん(牛の被りものをとったら、イケメンさんです)
のコンテンポラリーダンス
「ヨイマチオトコ」


説明するより写真で感じて下さい。
斉藤栄治  斉藤栄治

斉藤栄治

薄暗い、店内に灯るアンティークのランプシェードの灯りが良い感じの照明効果になっていて、70年代フォーク(だったと思う)と斉藤さんの男の哀愁を表現したダンスが、めっちゃハマってました。
風を切るというか、風が動く音が聞こえ、しなやかな筋肉の動きに惚れ惚れ。

観ているこちらが、自然と斉藤さんの空気に引き込まれ、動きを目で追う不思議な空間が存在していました。

公演後、少年のようににっこりと笑った表情を激写したのですが・・・ブレブレでした(>_<)



それぞれのシアターで行われた演目の舞台は、お店の雰囲気をそのまま活かしてあって、演者と観客との距離も近くて、汗の落ちるところも、息づかいも聞こえるくらい。
横丁や中心街の空き店舗をシアターにするイベントはもっとたくさんあってもいいな。

夏なら、怪談とかも面白そうだし、案外、昔の活動映画みたいに弁士と映像を上映するのも面白いかも・・・。

もちろん、見終わったら、そのまま横丁で一杯!ですよね。

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