花小路・・・。
みろく横丁が交差するようにあり、夜ともなれば色とりどりの看板が通りを飾り飲食街の様相を濃くする横丁。
ビルとビルの谷間、チラホラと生活感が垣間見られる横丁でもある。
その代表格がいわとくパルコ新館側とやま正ビルの間にある
『花横市場』
朝9時から続々と開店していく花横市場。
青果、鮮魚、昔ながらのお菓子に自家製のお漬け物が建物に沿ってズラリと並ぶ。
開店直後から常連のお客さんとおばちゃんたちの明るい声が響く。

「これどやって食べるの?」
「なんも、湯っこでさっと湯がいでなしょう油かけでもうめぇよ」
「んだの?したら帰りに寄るすけ」
なんて会話がひっきりなしに飛び交う

花小路側の「大長根商店」さん。青果だけでなく総菜や生鮮加工品も並ぶ。話好きなおばちゃん。味があります。

開設当初から出店の「野月のお魚屋さん」。自家製キュウリのカラシ漬けや梅干しなども並ぶ。それ以外にもドクダミ茶や麦もちなどバラエティー豊かなのだ。

昔ながらの小昼っこを売っているのが「うさぎ屋」さん。
『がんづき』とか『きんかもち』とか『赤飯』なんかもあるんです。街の朝市(現在は長根公園で開催)出店後に花横市場にきて開店するという元気なおじさん。
市日は三日町中央ビルの辺りか六日町の旧レックの辺りに出店してるんだそう。味噌もちが旨い!

六日町側にあるのが「谷三トーフ店」
こちらも朝市に出店後、花横INの強者。
南部町で豆腐店を営む実家の手作り豆腐と青果が山盛りです。元祖三戸煎餅(南部せんべい)で多くのファンを持つ『小山田煎餅店』の煎餅も売っている。
このほかにあと2店舗あるが、訪ねた時はお休み中でした。残念。
日中は近所の方や街中に買い物にきたお客さんが行き交う光景、夕方には近所の飲食店の板さんたちが不足分を買いに来る姿もあり、その都度、賑やかな会話が飛び交うコミュニティーの場は生活感がたっぷり溢れてる。
なんとも不思議な空間だが、違和感がなく馴染んでいるところが花横市場のスゴさ。プチアメ横?のような雰囲気(大げさか・・・)と露店感がGood。
夕方6時くらいまで営業し、片付けながら徐々に閉店っていうユルさもまたいいのだ。
たまには、掛け合いしながら買い物いいんでない?
花横市場
おおよそ9:00〜18:00
日曜日休み(全店)
まちづくり八戸の『まごころ宅配サービス』取扱店有り
詳細はこちら→ http://8town.co.jp/delivery/service.html